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08/11/26

シューカツ/億万長者養成講座

新行内です。

長女が大学3年生で、そろそろ就職活動が始まっています。我が家にとっては、はじめてのシューカツであります。

外資系企業はアメリカ経済の危機なのでだめであります。輸出企業は、円高でだめであります。銀行はこの先の金融危機が広がりを見せると怖いのでだめであります。女子を戦力化していない古い体質の企業もだめであります。
企業から見れば、この先の大不況を控え、新卒採用は大幅に控えるのであります。
「うーん、就職せずに、大学院めざしたほうがいいかもなー」と娘に言っておりますが、あまりやる気ないようであります。
ほんとうは、東京の企業とかに就職せずに、このまま地元にいて、ぼくら両親とずっと一緒の家に住んでくれたらなーなんて考えてる親は、やっぱりだめなんでしょうね。

ということで、恥ずかしながら、億万長者養成講座(原題は「The Millionaire Maker」)を読みました。
帯には「あなたを3~5年で億万長者にします!」とあります。アメリカで2006年に発刊された本であります(日本では初版が今年10月9日)。

その後、サブプライム問題から世界不動産・資源バブルの崩壊、そしてリーマン破綻で株価暴落・金融危機、今や世界恐慌2.0に突入しているのかーーというのに、この脳天気な題名。

「してもらおうじゃないの!」と思いましたね。「やれるものなら、やってみろーー」と思いましたね。

てめー、ざけんじゃねえぞーとか独り言をつぶやきながら読みました。

たとえば、「持ち家を担保にして新たに10万ドルの融資を受ける。」(P62)とか「多くの人は、持ち家は万一に備えた資産で、それに手をつけるのは危険すぎると考えがちだ。でも金持ちになりたいと思ったら、ある程度の利益を生む資産に投資する必要があり、実質価値を持つ家はその手助けとなる。」(P63)とか「これによって、リックは毎月6400ドルのキャッシュフローと、2年のうちに30%の値上がりを見込める不動産を手にすることとなり、」(P92)とかの記載がちりばめられています。

まあ、この本がアメリカで発刊された2年前くらいに、これを読んで思いっきり借り入れしてラスベガスかなんかに不動産投資したしたひとは、間違いなく破産してますね。

日本題は「破産者養成講座」にして売り出すというのも面白かったのでは。
ぐわははははは。

でもなんだか、読み終わったあとに「すでに億万長者になったような気分」にさせてくれるところは、やっぱりこの手の成功本の良いところですね。えらい、はくしゅ。ぱちぱち。
(少し無理のある展開か?)

新行内 宏之 | 08/11/26 01:01 | トラックバック(0)

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