TOP > スタッフブログ > 一歩を越える勇気 by 栗城史多


スタッフブログ / staff blog

RSS

10/02/09

一歩を越える勇気 by 栗城史多

新行内です。

昨年の夏ごろから、読書の傾向がひどく変化して、遺伝子とか分子生物学とか創薬とかの本ばかりを読み続けました。
そして、昨年末には一転して、今度はハイデガーとか構造主義とかニーチェとかの哲学入門本ばかりとなり、どれをとってもビジネス本として紹介できるようなものでなくて、あたし自身も書店のビジネス本コーナーをほとんど見ることもなくなってきてしまったのでーす。

しょーじき、あたしもほんとーにこれでいいんだろうかと悩みましたね。

それで、つい先日、某会社で、某H大学医学部の名誉教授であられる方から、「これおもしろいぞ」と栗城史多さんの本(サイン入り)を渡されて読んだら、ほんとーに面白い。

まあ、例えて言えば、まいばんフランス料理かなんかをワインと一緒にフルコースで食べていたのだけれど、あるとき化学調味料たっぷりのふつーのラーメンをレバニラ炒めと一緒にビール飲みながら食べたら涙がでるほどおいしかったとか、

奥さんはスリムで美人で聡明で性格良しで言うことなしなのだけれど、小太りでフツーの天然系のわがままな女性になぜかぐぐっと引き込まれるような魅力を感じてまずいぞーとか、ほら、そういうことってありそーじゃないですか。
(ちょっとこの例えは栗城さんにかなりしつれーですかね?)

ということで栗城さんの一歩を越える勇気を読みました。

エベレスト単独・無酸素登頂に挑戦しているひとということで、講演会というのにもおじゃましたことがあって、しゃべるのがとてもうまいひとなんだけど、文章もなかなかうまいですねー。
荒っぽいんだけど、エネルギーのある文章です。読み終わったあとに、元気になれる。エネルギーをもらえる本ですね。


ということで、少し抜粋。

「それをたとえていうなら、心のど真ん中にある状態かもしれない。

マイナスの気持ちも、プラスの気持ちも全部がオッケーだというとき、心が一つの丸いかたまりだとすると、その真ん中にある無の状態のようなところに、いつでも気持ちを持ってきておくこと。

たとえば、心の右側がポジティブさで、左側がネガティブさだとすると、そのどちらかだけを見ているのではなくて、全部を肯定的にとらえる広い目線を持つことだと思うのだ。

人間は、どちらかというとポジティブさのほうだけを見ようとしてしまう。「できる」とか「がんばらなくちゃいけない」と思い詰めてしまうほうが多い。もちろんそれは間違いではないけれど、ある方向だけに執着してしまうのではなく、すべてを受け入れることによって、自分がど真ん中に来るようにする。

執着をしないとは、すべてをなくすことではなく、すべてに満たされることである。」(P149)

さすがに、生死の境目で登山をしているひとなので、なかなか深いですよね。

ぜひ、読んでみてくださいねー。

新行内 宏之 | 10/02/09 10:05 | トラックバック(0)

トラックバック(0)

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.weboss.co.jp/mt/mt-tb.cgi/5534



最近の記事


月別アーカイブ

2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年

スタッフ別アーカイブ



このページのトップへ



Copyright (C) 2009 WEBOSS Inc. All rights reserved.