Parenting / Leonid Mamchenkov
先日、某企業のリスク研修で講師をしてきました。公式のソーシャルメディアアカウント開設に備えた社内セミナーです。受講されるのはオフィシャルアカウントの管理者の他、各事業部のマネージャーなので、大学生の炎上事例を含めて紹介してきました。自分の子供のことは真剣に聞いてくれるだろうと思ったからです。事業部マネージャーの中では、FacebookやTwitterなどソーシャルメディアの利用者は少ないようでしたが、大学生などの炎上事例の紹介ではかなり前のめりになって聞いていただけてる実感がありました。
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自分の左隣に座った男性を見て「うわぁ、この人レクター博士に自分の脳みそ食わされた人にそつくり!」などと思っていたらファイザー製薬の副社長で、スピーカーのひとりだったのかぁなんて私のどうでもいいサプライズはどうでもいいですか?
Pfizer Nutrition社の副社長Hawkins氏は危機とはつまり、ゾンビ!であると説きました。
3月初旬にニューヨークで開催されたイベント"Reputation Preservation and Crisis Communication Summit"に出席して得られたものを断続的にアウトプットしたいと思います。
創業175年、売上げ830億ドル。小売りメーカーとしては世界最大級のP&G。世界中の消費者が何らかの形でP&Gの製品と関わるのは一日で44億回にも上るそうだ。想起される回数が多いということは、様々な危機が起こる可能性も高くなる。そんな巨大企業は、一体どのような態勢で危機管理をしているのか。コーポレイトコミュニケーションの責任者Paul Fox氏が語ってくれた。